熊本会のご案内

熊本会会長よりご挨拶

熊本県社会保険労務士会
会長 和田 健    

会員並びに関係各位におかれましては、日頃より当会の会務に対し、多大なるご協力を賜り、心より感謝申し上げます。お陰様で、過日行われました平成29年度通常総会において、引き続き会長の任を拝命いたしましたので、2期目のスタートにあたりご挨拶申し上げます。

社労士制度は、来年平成30年に50周年という節目の時を迎えます。この半世紀に至る間、社労士の認知度や信頼度は大きく向上し、連合会において実施された企業向けニーズ調査でも、96.7%の企業が社労士を知っており、また56.4%の企業が社労士を利用していると回答しています。この結果は、言うまでもなく先輩方のご尽力のおかげであり、その労と功績に対し心からの謝意を表します。私たち会員は、50周年のさらに先を見据え、先輩方の志をしっかりと胸に刻みながら、社労士制度の更なる発展のため、社労士の社会的使命を自覚し専門家としての資質の向上に努めると共に、時代の変化や社会のニーズに迅速かつ的確に対応し、国民の期待に応えていかなければなりません。

私は会長として、所信でも述べたとおり、1.会員の資質向上と社労士の信頼確保、2.社労士制度の認知度向上と職域確保ならびに業務拡大、3.関係機関との連絡・連携、4.自然災害等非常時への備え、5.会及び各委員会や支部活動の活性化、の5項目を実現するため、必要な施策を実施してまいります。

また、50周年を迎えるにあたり、本年から実行委員会を立ち上げ、準備を進めていきます。私は、50周年が単なる節目の年として形式的な式典のみで終わるのではなく、これまでの社労士の歴史を紐解き、先輩方の偉業に思いを馳せつつ、社労士の将来像について語り合い、具体的なビジョンを描く大きなきっかけとし、さらには、新人からベテランまですべての会員が50周年の事業に携わることで、互いに知り合い、交流を深め、会員相互の信頼を構築する場にもしたいと考えています。

会員の皆様には、その知識や経験あるいは斬新なアイデアをもって会務への積極的な参画を通じ、社労士制度と県会のさらなる発展のため、そして会員相互の信頼と共存・共栄のため、ご協力いただきますようお願いいたします。